TBS系で4月から放送予定の藤原竜也さん主演ドラマ「リバース」の気になるキャストや人物相関図を調べてみました。湊かなえさん原作で今から話題になっていますよ。
ドラマ「リバース」キャスト
藤原竜也:深瀬和久
32歳の地味で冴えないサラリーマン。
ニシダ事務機の営業部で働き、唯一の趣味はコーヒーを飲むこと。
10年前に起きた友人の事故の犯人にされてしまう。
小池徹平:広沢由樹
10年前に死んだ深瀬の親友。
旅行中に行方不明になり、半年後に遺体が発見される。
深瀬が広沢の過去を調べてと意外な正体が明らかになっていく。
市原隼人:谷原康生
深瀬の大学時代のゼミ仲間。
学生時代はリーダー的存在で、村井の妹と結婚した一児の父。
仕事では上司のパワハラを受けて悩んでいる。
玉森裕太:浅見康介
深瀬の大学時代のゼミ仲間。
学生時代は派手だったが高校教師になってストイックになる。
広沢の死に責任を感じて禁酒をしている。
三浦貴大:村井隆明
深瀬の大学時代のゼミ仲間。
議員の父親の後を継いで選挙に立候補する予定。
プレッシャーに悩むも有力議員の娘を嫁にもらって幸せに過ごしている。
戸田恵梨香:越智美穂子
深瀬の恋人でパン屋「グリムパン」で働く30歳。
売れ残ったパンを深瀬がいれた珈琲で食べるのが幸せだった。
深瀬が殺人犯だと聞いて動揺する。
門脇麦:谷原明日香
深瀬のゼミ仲間の村井の妹で谷原の妻。
当時は広沢が好きで強引に旅行に参加していた。
モノをハッキリ言う性格。
武田鉄矢:小笠原俊雄
広沢由樹の事件の担当刑事。
上司が事故で処理しようとしたのに反発、僻地に飛ばされて退職する。
現在はフリージャーナリストとなり10年前の事故の真実を探る。
片平なぎさ:広沢昌子
10年前に死んだ広沢由樹の母親。
息子の死が事故だと納得できていない。
事件を今でも追うジャーナリストの小笠原を信頼している。
人物相関図
武田鉄矢さん演じる小笠原俊雄は原作にはいないオリジナルキャラクターのようです。秘密を共有した深瀬たちを追い詰めていく役のようで、とっても楽しみですね。
武田鉄矢さんが刑事として若者を長年追っていくという形は、ドラマ「白夜行」を思い出しますね。山田孝之さんと綾瀬はるかさんが共有する殺人という秘密を長年追いかけていましたよね。
各出演者コメント
♦藤原竜也
(湊さんの作品は)皆さんが注目していますし、数多くの俳優さんが演じられているので、しっかりと責任をもって良い作品に仕上げたいです。
共演の市原君は演じるキャラクターもそうですし、彼自身も頼りがいがあるのでこのグループを引っ張ってくれる存在だと思います。小池君は、難しい役どころになってくると思いますが、繊細なお芝居をされそうですし、玉森君は、常に注目されているアイドルですから、この作品に華を添えてくれると思います。戸田さんについても、ピュアな気持ちで演じてくれそうです。三浦さんとの初共演も、非常に楽しみにしています。
他にも色々なフィールドで活躍している方たちが集まっているので、面白くなると期待しています。
初めての湊作品となるので、僕自身、とても楽しみにしています。(雪山でのクランクインという)壮大なスケールで撮影初日を迎えるわけですから、しっかりとした世界観を皆さんに、金曜日にお届けします!
♦戸田恵梨香
『Nのために』などを見ていたので、今回そのチームと仕事が出来るのが楽しみです。
演じさせて頂く美穂子は「女っぽさが見えないようでいて可愛らしく見える」というのを目指そうと思っています。
藤原さんとは『デスノート』以来10年ぶりの共演です。藤原さんは頭が良くて切れる男のイメージが多い中、今回の少しなよっとして頼りなさげで、女性目線で見て可愛らしいと思う役が珍しいと思うので、実際に撮影するのがすごく楽しみです。
全員が犯人に見えてくるので、どういう目線でこの作品を見るのかが肝になっていくと思います。キーとなっている言葉が少しずつ散りばめられているので、そこを楽しみつつ、人の孤独や、人のことを知っているようで知れていない、知らないうちに過ちを犯してしまっている、という人間的な部分が描かれているので、その部分も含め楽しんで頂ければいいなと思います。
♦玉森裕太
湊さんの作品は『Nのために』や『夜行観覧車』など、ドラマでも見させていただいていたのですが、なんと言ってもハラハラする展開のミステリー=湊さんというイメージです。湊さんというお名前を聞いただけでもどんな作品か気になりますし、“実は…!”みたいな描き方が独特だなと思います。
今回共演させていただく藤原さんですが、撮影中に藤原さんのある一言でみんなで大爆笑したことがありました。そのときに現場がパッと明るくなったので、そういう雰囲気の方なのかなと思いました!
僕が演じる浅見は、皆のリーダーシップをとるようなクールなキャラクターなのですが、教師という職業柄性格もパキッとしているという印象です。今回32歳という役柄ですが、実際は僕が一番年下ということもあるので、お兄さんたちの背中を見て、たくさん吸収しつつ、良い作品に出来るように精一杯頑張ろうと思います!!
♦小池徹平
湊さん原作のドラマは僕も大ファンです。今回も謎めいている部分がどんどん明かされていくところや、人を知れば知るほどわからなくなってくるというように、日常でもありそうなリアルさが詰まっています。(演じる広沢は)どんな人物だったのか?と思ってもらえるよう、見ている方に深瀬の目線になって広沢を追ってもらえるよう、演じたいと思っています。
藤原さん玉森さん三浦さんとは初共演で、市原さんも10代の時に共演させていただいて以来なので、初共演の気持ちで臨んでいます。この5人の関係を自然に感じられるよう、普段でもなるべく話をするなど、徐々に深められればと思っています。戸田さんとも昔共演して以来なので、共演できるのが楽しみです。
脚本を読んで本当に面白いと思える作品で、次が気になって目が離せない作品になると思います。原作もビックリな展開でしたが、ドラマならではの展開が楽しめるので、湊さんファンはじめ、皆さんに楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください。
♦三浦貴大
素晴らしい原作を持つ作品ですから、その重圧に負けぬよう、そしてドラマとしてより良い作品にできるよう精一杯努めたいと思います。
僕が演じる村井という役は、社会、仲間、家庭、親子、様々な場所に葛藤を抱えている人物です。そういったものをひとつずつ丁寧に演じていければと思います。
今回、大学時代の仲間を演じる役者さんは、皆さん初対面なのですが、実年齢も近く、現場でお会いするのが楽しみです。
素晴らしい役者さんばかりなので、負けないように頑張ります!
♦門脇麦
物語は10年前の事件とそして現在の話しか書かれていませんが、明日香が10年間抱えてきた罪の意識、10年間誰にも言えなかったしこり、その歳月の重みがきちんと見えるような表現を探したいと思います。そして今後彼女が自分の罪とどう向き合い進んでいくのか、彼女の罪は何なのか、私もしっかり明日香と共に向き合いたいです。
初めてご一緒する方が多いのですが、明日香はどの登場人物とも絡みがありますし、現場でお会いできるのが今から楽しみです。
♦市原隼人
最後の最後まで、型にはまることのない展開が、湊かなえさんの作品の魅力だと思っています。このドラマもどんな展開になっていくのか僕もわかりませんが、皆さんにとって抱きしめて放したくなくなるような時間をお届けできたらいいなと思っています。
(共演者の皆さんと)まだ深い話はできていませんが、一緒にいて楽しいです。自然と笑顔になれる時間があるし、自然と同じベクトルを向いていけるような気がしています。(演じる谷原は)主人公の深瀬に対して、逆の印象、対比的な存在に見えればいいなと思っています。
(雪山で)クランクインをして、まずは寒いです(笑)。気温に驚いていますが、それ以上のパワーと作品に対する思いが上回っているので、登場人物がどんな感じで絡んでいくのか、友情や恋愛、社会の中での人間性や家族の話、時系列も現在と過去があるので、その点と点がどう線になって重なっていくのか、一方的に構えることなく色々な目線で観て楽しんでいただければと思います。