今回は、福士蒼汰さんが主演されている映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」通称「僕は明日」評価や感想を書いてみたいと思います。福士蒼汰さんの映画、「僕は明日」の内容、ネタバレについて知りたい方は読んでみてくださいね。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の感想
ついに、福士蒼汰さんの映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を鑑賞してきました。
映画自体久しぶりでした。久しぶり過ぎてチケット売り場のお姉さんに渡すお金を間違えたりしました。
そんなことはさておき、映画の感想に入りますね↓
僕は明日、昨日のきみとデートするの感想
「僕は明日」、ひとことで言っちゃうとめっちゃ泣けますよ!これまでの調査で泣ける映画だということは分かってたんです。なのに、ハンカチも持って行かずに油断していました。
大学生の恋愛映画でしょ?って感じでちょっと軽くみていました(ごめんなさい)。ちなみにハンカチは席に着いた時に持って来ていない事に気づきました。
この映画の一番のキーポイントは高寿と愛美の過ごしている時間軸が正反対だということです。どういう意味かというと、基本的に高寿目線で物語は進んでいきます。今日は今日、昨日は昨日、明日は明日、なんですよね。
しかし、愛美の過ごしている時間軸は高寿と逆になっているんです。かみくだいて言うと、愛美は若返っていく、高寿は歳をとっていく。
愛美は5歳のときに35歳の高寿に命を助けられます。そして高寿もまた、5歳のときに大人の愛美に池で溺れていたところを命を助けられます。
二人の時間
二人は5年に一度、30日間しか会えません。二十歳の時に初めて同じ歳になって二人は30日間だけ恋に落ちて恋愛するんです。
そして、30日間が終わるとまた会えなくなります。
でも、二人が恋に落ちた事を知っている大人の高寿は子供の愛美に、そして大人の愛美は子供の高寿にこの先に起きる出来事のキーワードを教えてくれるんですよ。
簡単に言うと、高寿が愛美に出会って盛り上がって告白して付き合えて超めっちゃ大好きー!!!ってなっていくことを愛美は知っていたわけです。
愛美は、高寿と出会った時も、初めて手をつないだ時も、高寿の髪を切ってあげてる時も、初めてお互いの名前を呼び捨てで呼び合った時も泣いていました。それは、これから先ふたりは別れなければならない事を知ってるからこそ、いつも泣いてたんでしょうね。
高寿の30日目、愛美の1日目に二人は終わりを迎えます。電車のホームで手を握って「すれ違いなんかじゃない。二人は端と端でつながってる一つの輪なんだ。二人は二人で一つなんだよ」って高寿が言って愛美は消えます。
ここらでもう号泣でした。前半は特に泣けないかもなんて思ってたんですが甘かったですね。ハンカチを忘れていった自分を恨みましたよ。
映画館に入る前に買ったジンジャーレモネードのドリンクを飲むのを忘れるくらい集中して観ましたよ。
高寿が愛美にひとめぼれするところ、実は愛美は知ってたんですよね。
最後には30日間を愛美の目線で逆に辿っていきます。
ひとめぼれされて声をかけられる事、知ってたとしてもその日は愛美にとっては高寿を大好きなピークの30日目。愛美の30日間はここで終わりの日なのですね。だから、声をかけられた瞬間から泣いていました。そして、ひとめぼれされた高寿に「また、会えるかな・・?」って聞かれて「・・また、会えるよ」って精一杯の笑顔で言って二十歳のお別れをしたんですね。
高寿目線のお別れは、大学で愛美をデッサンした日の夜に電車の駅のホームでのお別れ。愛美目線のお別れは高寿にひとめぼれされた日がお別れ。ややこしいけどこういうことでしたね。
そして、時々泣いてる愛美の気持ちがお話後半になって初めてわかって最後に二人の過ごした30日間の回想シーンを見せられてまた号泣です!
いや~、映画で久しぶりに泣きました。とってもとっても純粋で綺麗な二人でした。家族にはなれない、でも大好きな人ってせつないです。
福士蒼汰さんと小松菜奈さん
そして、今回改めて福士蒼汰さんのイケメンぶりを映画館の大画面で見させていただいて目が保養されました~♪高寿って美大生の役なのにちょっとダサい恋愛に奥手なかっこ悪い役なんです。
なのに福士蒼汰さんが演じるとダサさが消えてる!?メガネかけて多分服とかもちょい地味設定だったと思うんですが、ダサさを感じなかったです。これも福士蒼汰さんであるが故の効果なのか・・・!?
そして、愛美役の小松菜奈さん。映画みてこれまたこんなにかわいかったっけ?って感じですごくかわいらしかったです。色白で綺麗なお顔で髪もサラサラで天使みたいでした。ファッションも黄色いコートやチェックのコート着てたり赤いスカートにショートブーツとかで高寿の彼女にぴったりだなって思って見てました。
映画のロケ地京都
そして、これを声を大にして言いたいです。ロケ地の京都すっごく綺麗ですっごくいいところです!映画の全体の雰囲気から京都の空気感のようなものが伝わってきてまして。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のお話に本当にマッチしていました。
”えいでん”の駅や線路など、ちょっとした路地とかレトロなカフェとか、あとは有名な鴨川とか三条大橋とか遠くに見える景色とか。京都って改めて素敵なところだなあって感じました。
いつか京都に行って、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のロケ地巡りをしたいです!でも、お話思い出しちゃってちょっと泣きそうになるかもしれません(笑)
まとめ
今回は、映画を見に行った個人的感想を書き綴ってみました。少しは伝わりましたでしょうか?まだ見に行っていないという方はぜひ急いで観に行ってくださいね。観に行くときは、ハンカチ持参を推奨します!