今回は、福士蒼汰さんが出演される映「無限の住人」のあらすじや主なキャストについて調べてみました。「無限の住人」で福士蒼汰さんはめずらしく悪役となりますのでファンは必見となっています。
映画「無限の住人」とは
圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により、時代劇の枠を超えて話題を呼んだ同名漫画を、強力タッグで映画化したものです。原作の方は既に完結されています。
「無限の住人」キャスト・スタッフ
万次(まんじ) 木村拓哉
天津影久(あまつかげひさ) 福士蒼汰
浅野 凛(あさのりん) 杉咲 花
尸良(しら) 市原隼人
乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)戸田恵梨香
閑馬永空(しずまえいくう) 市川海老蔵
監督 三池崇史
原作 沙村広明
脚本 遠藤浩二
原作は1993年から2012年にかけて「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載された沙村広明による同名の漫画です。略称は「むげにん」です。全30巻にわたる単行本の累計発行部数が750万部を突破する大ヒット作であり、1997年に第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しているほか、「漫画のアカデミー賞」とも呼ばれるアイズナー賞の最優秀国際作品部門も受賞しています。これまでに22の国と地域で刊行され世界中で人気のある作品と言えます。
本作は日本の江戸時代を舞台としていますが、奇抜な服装のキャラクターや独特な武器等が登場するという特徴があります。
2008年テレビアニメ化、2016年には舞台化もされている本作ですが、映画化は初の試みとなります。
「無限の住人」あらすじ
舞台は日本の江戸時代。天津影久(福士蒼汰)率いる剣客集団「逸刀流(いっとうりゅう)」に両親を殺害された剣術道場の娘、浅野凜(杉咲花)は両親の仇討ちを誓います。道場の娘で多少の剣術の心得はあるものの力不足を感じた凜は、不老不死の肉体をもつ隻眼の剣士・万次(木村拓哉)に用心棒を依頼します。「面倒くせえ」が口癖の万次ですが、依頼を引き受け凛と共に壮絶な仇討ちへと身を投じていく姿を描いています。
福士蒼汰さんは勝つことのみを追求する逸刀流の2代目統主・天津影久を演じ、悪役に初挑戦しました。
目的のためなら手段を選ばず、美しすぎるその姿からは想像もできないほどの圧倒的な強さ誇る最強の剣士です。
刀を使った本格アクションも初となりましたが、運動神経と筋の良さは指導した殺陣師たちをうならせました。木村拓哉さんとの対決シーンは大きな見どころとなります。
「無限の住人」主なキャストコメント
木村拓哉さん/万次(まんじ)
「今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲してくれたということが一番大きかったです。映画監督に求められるというのは役者にとって最もありがたいことなので、「三池崇史監督が僕のことを要してくださった」という事実に、自分の中でなんかざわめいた、という気持ちがありました」
福士蒼汰さん/天津影久(あのつかげひさ)
「最初は悪役と聞いて、自分自身そのような役を演じたことがなかったので素直に楽しみだなと思いました。天津影久は、一本芯が通っていて、志持って生きている人物です。ただの「悪人」でというわけではないので、悪の中にある人間味をどう演じるか意識しました」
「(観客から)どう見られるかというのは僕自身も楽しみです」
「暴力的という言葉を強く意識して演じました」
「三池監督とは「神さまの言うとおり」以来、2作目のお仕事になります。前回同様、自分が思う天津影久を体現していくとそれを監督が受け止め、もっとこうしようとアドバイスをくださりました。自分にとって、挑戦しながら沢山の勉強ができる現場でした」
「木村さんとは初めて共演させて頂きましたが、全力でぶつかってきて下さるので、自分も全力で挑むことができました。そのような環境を作っていただいたので、緊張しながらもとても刺激になる撮影でした」
杉咲花さん/浅野凛
「浅野凛はすごく弱くて強い人。一人では何もできないけど、できりょうに頑張る負けず嫌いな女の子です。凛が背負っている覚悟をどう演じられるか不安でしたが、木村拓哉さん演じる万次を信じて、覚悟をもって演じました。みんながみんなを尊敬して、助け合いながら全力を尽くす居心地のいい現場で、スタッフの皆さんにも負けられないと思いながら頑張りました」
市原隼人さん/尸良(しら)
「今まで演じた不良や悪い役は同時に正義のある役でしたが、今回は武士の情けも通じない、常識が一切通用しない、間違いなくこれまで演じたことのない最恐の役でした。原作にも「非道な男」と書いてあり、その世界観を出していきたいと思って演じました。観ているお客さんが、出てくる度に「うわ、めんどくせぇな」とか「うわ、出てくんなよ」と思って頂けたら嬉しいです」
戸田恵梨香さん/乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)
「アクション映画が初めてだったので一つのアクションを撮るのに凄く時間がかかる事に驚く日々でした。槇絵はかっこよさと儚さと可憐さをもつすごく魅力的な女性で、そういう女性像は今まで演じたことがなかったですし演じていてとても気持ちが良かったです」
「 木村さんとは初めて出演した連続ドラマ以来の共演だったので約10年ぶりでしたが、久しぶりに再開して「恵梨香、何歳になったの?」と聞かれて。「27です」って言ったらすごく驚かれていました。良きお兄さん的な存在でもありましたし、アクションに関して無知だった私に、すごく丁寧にコツを教えて頂きました」
市川海老蔵さん/閑馬永空(しずまえいくう)
「木村拓哉さんとは映画では今回が初めての共演となり大変光栄でした。また過去何度もご一緒している三池崇史監督の作品ということで、お話を頂いてすぐお引き受けしました。映画の中では不死身の万次を窮地の追い込むほどの強い役でしたので、脚本を読んだ時から木村さんと担持するシーンをどう演じるのか何度もシミュレーションし、冬の京都で、極寒の中何カットにも渡るアクションシーンの撮影に臨みました。木村さんとの1対1の真剣勝負のお芝居は、緊迫した空気が張り詰め、久しぶりの映画の現場でとても刺激的でした。完成がどうなっているか僕自身本当に楽しみです」
まとめ
クライマックスでの万次と福士蒼汰さん演じる天津影久との鬼気迫る対決のシーンは必見です。
映画「無限の住人」は、2017年4月29日より全国ロードショーで公開されます。