今回のあさイチではアスパラガスの下の方が硬いけどどうにかしておいしく食べられるかな?っていう内容でした。やわらかいアスパラガスの見分け方のコツや皮をむかないでも100均グッズを使っておいしく食べられる方法など盛りだくさんな内容でしたよ。
アスパラガスの下の方は硬い
アスパラガスが私は好きです。しかし、下の方は結構硬いので食べる時に苦労したり上の方は食べるけど下の方は切って捨ててしまう方もいるようなんです。
アスパラガスをよくゆでてみても下の方の硬い部分は硬いままだったり繊維がボソボソしたりしてやっぱり食べにくく感じます。
しかし、今回わかったことはアスパラガスの下の方は工夫をすればおいしく食べられるんだということなんです。
アスパラガスは実は下の方が上の方より甘いそうなので食べないのはもったいないです。
100均グッズで皮をむかずに食べる
アスパラガスの下の方が硬いから食べにくくて捨ててしまうことも多い部分だということはわかったんですが、それでもアスパラガスの栄養がもったいないですよね。
下の方も苦労せずに食べる方法が紹介されていました。
なんと100均グッズを使えばアスパラガスの皮をむかずに食べられるんだそうです。
アスパラガスの皮の辺りにはうまみや香りがあるので捨ててしまうのはもったいないんです。
おすすめの100均一グッズはねぎカッターでした!
白髪ネギを主に作るときのグッズですが、これをアスパラガスをくるくる回しながら表面に2mmほどの深さの切り込みを入れていくんです。
画像引用:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190423/1.html
たったこれだけでアスパラガスの下の方は皮をむかずにやわらかくなりおいしく食べられるようになります。
ねぎカッターが無い場合は包丁で同じようにアスパラガスの下の方に切り込みを入れれば同じようにやわらかくなります。
焼きエチュベの作り方レシピ
切り込みを入れた皮付きのアスパラガスのおいしい食べ方としてフランス料理の焼きエチュベが紹介されていました。簡単レシピです!
・アスパラガス4本
・バター10g
・水カップ1/4
1:フライパンに切り込みを入れたアスパラガスを並べ上にバターを乗せて水を入れます。
2:そのままふたをして8分蒸し焼きにします。焼き目がつけばできあがり。
アスパラガスに入れた切り込みからうまみも染み込みますし、肉巻きにしても噛みきれるので食べやすいそうです。
やわらかいアスパラガスの見分ける方法
ここで、やわらかいアスパラガスを見分ける方法を教えてもらいました。
アスパラガスのやわらかさはプロの方でも見分けるのが難しいそうです。でもこれを知っていればスーパーでやわらかいアスパラガスを選ぶ事ができるようになりますよ!
見分けるポイントは3つあります。
1:太さ
一つ目は太さです。太い方が良いです。
アスパラガスの断面を見ると中につまっている繊維の数は細いのも太いのも一緒だそうです。なので太い方がやわらかい確率が高いそうです。
2:色
二つ目は色です。白いより緑色のものの方がやわらかいそうです。
ポイントは根元近くまで緑色のものがいいです。
アスパラガスは根っこに近いと硬いそうですが、白いということは根っこに近いということになるので緑色のほうがやわらかいということのようです。
3:ハカマ
三つ目はハカマの距離です。ハカマの距離が広いものがやわらかく狭い物が硬いそうです。
ハカマは葉が退化したものですが、ハカマはアスパラガスがどれ位時間をかけて成長したかを見るものです。
広いものは日光をたくさん浴びてぐんぐん短期間に伸びたもの、狭いものは環境が悪く長い時間をかけて伸びたものになります。
短期間に成長したものの方がやわらかいそうです。
アスパラガスが硬くならない保存方法
やわらかいアスパラガスを選ぶ方法がわかったところで、買ってきたアスパラガスは保存しているうちに硬くなったりしますよね。
これはアスパラガスは収穫後も成長を続けているためだそうです。
成長を止めるため、そして乾燥に弱いアスパラガスを守るための保存方法です。
・ベストは冷蔵庫のチルド室で保存する。無い場合は冷蔵庫のドアポケットに立てておく。横にするとどんどん成長してしまう(生えてるときと同じ向きにする)
・乾燥に弱いのでポリ袋に入れる。
アスパラガスはだしにもなる
なんと、アスパラガスがだしにもなるとのことでした。
アスパラガスにはうまみ成分のアスパラギン酸とグルタミン酸が含まれています。なのでだしがでるってことなのですがこれは驚きですね!サラダのイメージしか無いのに・・・。
料亭の方が教えてくれたアスパラガスのうまみだしを用いた茶碗蒸しのレシピは下記にあります。この時、隠し味で卵液にオイル漬けのツナ缶を入れます。これはツナ缶の動物性のうまみであるイノシン酸が含まれているためです。
アスパラガス→ アスパラギン酸&グルタミン酸
+
ツナ缶→ イノシン酸
↓
うまみ成分の相乗効果でおいしくなる!
アスパラガスの茶碗蒸しの作り方レシピ
画像引用:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190423/1.html
・アスパラガスの下の方 20g
・卵1個
・水 210ml
・ツナ缶(油漬け)
・薄口しょうゆ 小1と1/2
1:卵に水を加えてとく。
2:ツナを加えてしょうゆを入れる。
3:生のアスパラガスの下の方を小さく切ったものを器に入れる。
4:卵液をよく混ぜ、かき混ぜながら器に入れる。
5:8分蒸す。
アレルギーにも効くアスパラガス
現在まだ研究段階ですが、アスパラガスの成分がアレルギーに効くという研究が進められているそうです。
アレルギーは花粉症やアトピー、ハウスダストなど。
このアスパラガスの効果がもっと実用化されれば花粉症などで困っている人が助かる日がくるのではと期待されています。
研究は佐賀県で行われていますが、これまで工場で廃棄されていた年間200トンものアスパラガスの下の方を使うということでまずアスパラガスの下の方がこんなにも廃棄されていたことに驚きです。
アスパラガスの下の方のまとめ
アスパラガスの下の方を今日はみてきましたのでまとめです。
今日からアスパラガスのやわらかいのを見分けるコツがわかって私も嬉しいですし、これからもたくさんアスパラガスを食べたいなって思いました。
・アスパラガスの下の方はネギカッターで切り込みを入れればやわらかく食べられる。
・アスパラガスの見分け方は太いもの・緑色のもの・ハカマの距離が広いものを選ぶ。
・アスパラガスはポリ袋に入れてチルド室に立てて保存する。
・アスパラガスにはアスパラギン酸&グルタミン酸のうまみ成分がありだしがでる。
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